2019年06月30日

特集:犬小屋ができるまで

FEATURE CONTENTS


 
小さな犬が人の空間で一緒に暮らすということは、体育館のような大きな空間で過ごしているのと同じこと。

だから犬だけの小さな部屋があると、安心感につながります。

 

 

 

家のインテリアに合う犬小屋


 

インテリアや家具として使うことのできる「犬小屋」を作りたい…
そんな思いがきっかけで生まれた犬小屋。

今回の特集では、当店オリジナルの犬小屋のなかでも、もっともスタンダードな45cm角の犬小屋についての作り方をご紹介します。

まずは、板の切り出しをして、組み立ての準備をします。
スタンダードな45cmの犬小屋の標準的な仕様は、外側には、薄くスライスした無垢材の突板(つきいた)貼り。
内部には、心材を入れて、内側には、拭き取りができる撥水材。
このように、三層からなる板をフラッシュ(貼り合わせること)しています。

こうすることで、内部は掃除がしやすく、外側はお手持ちの家具やインテリアに合うように工夫しています。
素材は、ウォールナット材、ブラックチェリー材、オーク材、ホワイトからお選びいただけます。

 


 

 

この犬小屋の最大の特徴は、”いっさい釘を使わないこと。”

木材同士の接着剤がしっかり効くように、接合面が大きくなるようなある工夫がされています。
これらの板材を手作りの専用の治具を使って、組み立てていきます。
(45cm以上の犬小屋をセミオーダーする場合は、強度的な面から一部にビスなどの金物を使用する場合があります)

 


 

すべての固定が終わったら接着を強めるために、プレス機で上から圧縮します。

一晩、寝かしたら、機械から取り出して、カド面の処理をして、木工作業が完成!
ホワイトの場合はウレタン塗装を施します。
ウォールナット材など木材については、自然塗料のオイルフィニッシュで仕上げて、お届けとなります。

 


 

いかがでしたでしょうか。
たかが犬小屋ですが、インテリアや、家具にこだわりがある方にとっては、犬や猫の物だって、生活を彩るインテリアの一部。
これまでにも、同じようにインテリアにこだわりや思いを持つお客さんから、サイズを変更したセミオーダーや、オーダーメイドの犬小屋を作ってきました。

家具を作る工程と同様、1点づつ丁寧に作っている、犬小屋。もし、気に入っていただけたら、あなただけの1台を作ることも可能ですので、ぜひお気軽にご相談いただけたらと思います。

 

なお、犬小屋ではなく、もう少し犬が自由に動ける空間を希望される場合はケージを用意しております。

ケージですと、寝るスペース(犬小屋)と、排泄のスペースを確保することができます。ちょっとした外出時にケージで留守番をしてもらうことで誤飲も防げます。

弊社のケージは、インテリアから浮かないデザインで、形も自由にカスタマイズできます。あわせてご検討くださいね。

 

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