最初から忠実な犬なんて、世界に1匹だっていません。
やっぱり、いい子に育てるのは、親である私たち飼い主の意識にかかっています。
毎日の散歩から、少しづつ意識のコントロールをはじめてみませんか。
~ 犬の行動をコントロールする ~
犬の散歩は、私たち飼い主の日課。
そして、コミュニケーションを育てる大切な時間でもあります。
散歩中は、必ずオンリードで。
吠えたり、威嚇したりして他の犬や人に迷惑が掛らないように。
ぐいぐい引っ張って飼い主が散歩させられないようにしっかりと私たちがリードでコントロールしてあげることが大切です。
トレーニングとまでは大げさなものではないけれど ” しつけ ” ということに意識を持ちながら散歩することは、お互いの絆を深めていくことにもなります。
まず、基本となるのは、リードを短めに持ち、犬が自分の横に付かせるような意識で歩くこと。
犬が離れたり、ぐいぐい引っ張りはじめたら、リードが張っている状態のときに、歩くのを一旦やめる。犬が飼い主に寄ってきたら優しく褒めて、再び歩きはじめます。
このように「引っ張ったら止まる」を徹底することで、引っ張る=いけない事 であると、犬が感覚的に理解できるようになります。
理解ができ、まっすぐに歩いたら区切りの良い地点で、おやつをあげて褒めてあげます。
「引っ張ったら止まる」の動作のときにおやつをあげてしまうと、何が良いことなのかが分からなくなってしまうので、区切りの良いポイントやタイミングであげるようにしましょう。
犬の集中力が続くのにも限度がありますから、散歩の時間が30分くらいだったら、しつけの時間は10~20分程度にして、メリハリとつけることも大切です。
○ ポイント
・ しつけの時間は1日10~20分を目安に
・ メリハリよく明確なリードコントロール
・ 飼い主がリーダーシップをしっかりと意識する
~ よく遊び、よく食べ、よく寝る! ~
たくさんの運動としつけをしたら、しっかりと栄養のあるごはんを食べましょう。
散歩後は、いつものドライフードに生肉(または湯がいたお肉など)を添えてあげることで、消化吸収がし易いごはんになります。
ドライフードだけでは消化が悪く、体内にエネルギーとして吸収しにくいので、失われたエネルギーを補給するのには、やっぱり生の食材や、吸収し易い食材がおすすめです。
決して高価な食材でなければいけないということではなく、私たちの晩ごはんの余り物だってOK! プチトマトなんかがあれば、水分補給にも最適です。
私たち人と同様、よく遊び、よく食べ、よく寝ることは丈夫で健康な体を作る為の必須要素。
就寝時には、サークルやベッドなど犬の居場所を作ることで、熟睡させてあげることも、脳の発育に大きく役立つことが分かっています。
こんなふうに、楽しく毎日の散歩やその後のでコミュニケーションにより、根気よく経験を積み重ねていくことで、パートナーとしての関係が築かれていきます。
忠犬は一日にして成りませんから、私たちも気長に、根気よく、が大切です。
お気に入りのグッズでも持って楽しみながらお散歩しましょう!
○ ポイント
・ 散歩の後は消化吸収の良い食事を
・ ぐっすりと安心して寝る場所を作る
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