2019年06月30日

特集 :キャットフードに栄養プラス!かんたん・おいしい猫ごはん

 

 

いつでも自由気ままな猫たち。

毎日の食事にもこだわりがあったり、食べる速度もマイペース。

そんな猫たちのごはんについて、犬と猫が必要とする食事の違いから、
簡単にはじめられる猫向け手作りレシピまでご紹介します。

 

犬と猫ってどこが違うの? 

犬 = 雑食性に傾いた肉食動物
猫 = ほぼ完全な肉食動物

大草原を駆けまわるライオンやトラ。雑食性に傾いている犬とは違い、ネコ科のほとんどの動物は、ほぼ完全な肉食動物で、犬の約2倍のたんぱく質、脂質を必要としていています。また、野菜や穀類の消化を助ける「酵素」を体内で生成することが苦手で、自然界ではそれらを草食動物の内蔵から補ってきました。

そのため、現代の猫たちも基本的には野菜や穀類の消化を必要としていません。

しかし、家で暮らす中で、草食動物をまるまる食べる、といった食生活をしている猫たちは少ないかと思います。

野菜からとれる食物繊維は、スムーズな排便を促す効果がありますし、毛玉のケアにもつながりますので、手作りごはんを作る場合は、消化に無理のないよう細かくカットして、少量トッピングしてあげるのがおすすめです。

 

 

はじめての手づくりごはん

最近では、犬の手づくりごはんはポピュラーなものになってきましたが、猫の手づくりごはんは、まだまだ情報が少なく、

嗜好性の高い猫たちに手づくりを与えても食べてくれないかも…
栄養バランスが難しそう…

と、不安に思うかもしれません。

しかし、手づくりごはんには、生の食材からしか摂取することのできない「酵素」や、 不足しがちな「水分」を充分に摂ることができる、大きなメリットがあります。

はじめはキャットフードと上手に併用しながら、気軽にチャレンジしてみてください。

 

 

手づくりごはんの与え方

 

まずは試しにキャットフードを1~2割ほど減らし、その分火を通した鶏肉、馬肉などを混ぜて与えてみてください。

それを食べてくれたら、その後は数日~数週間かけて、徐々にお肉の割合を
増やしていきます。また徐々に、加熱~半生~生と移行させていきます。

 

 

 

デリケートな猫たちにとって、フードの切り替えは一大事。

ポイントは焦らずゆっくり。

決してはじめから生肉を与えることはせず、
なにかとマイペースな猫に会わせて、ゆっくりじっくり慣れさせてあげましょう。

 

かんたん3ステップ猫ごはんレシピ

 

とってもシンプルで簡単。わずか3ステップで出来る、手作りビギナーさんに
お試しいただきたいおすすめのレシピです。

 

~チキンと野菜のお手軽ごはん~

▼ 材料
キャットフード(食べ慣れたものでOK)
クラッシュドチキン
野菜とハーブのベジミスト

 

▼ 作り方
1.キャットフードをいつもの量より3~4割減らして、お皿に用意。
2.クラッシュドチキンを軽く湯がき、ほぐしてトッピング。
3. 自然解凍したベジミスト(または流水解凍でもOK)を全体の1割程の量トッピングして出来上がり。

 

■一日の給与量について(体重比)
<体重4kgの場合>
キャットフード : 70g クラッシュドチキン : 30g  ベジミスト : 10g

 

※出来上がったら、よく混ぜて与えてください。
※給与量はご使用のキャットフードの指定に従い調整してください。
また、運動量や体重の変化に応じて調節してください。

 

 

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