もっともっと、良くしたいから、
トイレシーツの品質改善をしました。
2009年のはじめ頃です。 トイレシートについてあるお客様から少し炭の色や、シート自体が薄くなった気がする、というお声をいただき、すぐに調査を行いました。 結果としては、炭は自然の物であるので、原料によって時に薄くなってしまうことがあることや、シートのプレスの圧力の調整によっては、つぶれて薄くなってしまうことなどの事実が判明し、原因を突きとめることができました。 そこで、2010年末からは、より厚みのある、炭入りシーツに改良を決定。 主な改良点としては、以前より、シート表面のふわふわ感が増し、吸収ポリマーをシーツ全体に行き渡るようにしました。 それから、プレスの圧力を全体にかけるのではなく、模様のようにプレス跡を残すことによって、ぺったんこにならないようにしました。 また、このプレス跡は、犬がおしっこや排便をするときに、シートの感触を認識し易い設計にもなっています。 見た目にも炭が色濃く、濡れた部分はやや黒くなるだけで、おしっこが黄色く残らず、非常にクオリティーの高さを感じる仕上がりになりました。
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そして、BOXのリファイルである「カーボンシーツ 詰め替え」も同様、資材自体を替えて品質改良を行うこととなりました。
2011年7月現在までは、BOXタイプと、詰め替えタイプとで、差別する意味もあり、詰め替え用においては、裏側のポリマーを抑えている資材がブルーのシートを採用してきました。 お客様には「詰め替えもBOXと同様の白いシーツにしてほしい」という声を多数お寄せていただいておりましたが、このブルーのシーツは、製造工場で大量にストックしている資材を汎用品として採用していたものでした。 このような製造上の理由により、小ロット生産の為にわざわざ白いシーツに変更して製造することができなかったため、このようなディテールを残さざるを得ないということだったのです。 しかし、この度の品質改良に伴い、スタイリッシュBOXと同様、晴れて詰め替え用も白いシーツに改良し、7月末日より順次切り替えとさせていただくことになり、品質やディテールともに、皆さんにご満足いただけるものとなりました。 また、余談ですが、いままでの業界的な常識として、おむつやトイレシートに清潔感を感じさせるためのブルーの着色が一般的な資材として使われていた背景があります。 このように私たちは、プロダクトにおいての品質の改良や、サービスにおいてもっと良くするための見直しを常日頃から行ってきています。また、パートナーショップCHUPS STOREをクローズし、オフィシャルの当ストアのみでの販売に切り替えたことで、出店コストを抑えるかわりに、様々な商品のさらなる品質向上を図りました。 トイレシート以外では、無添加おやつシリーズは、パッケージをシンプルに合理化することで、中身をより高品質の物へと改善するなど、いままでと同等の価格で、より良質の確かな物をお届けできるよう、常に品質向上と改良に努めています。 犬とオーナーにとって、最良の物をお届けする、これが私たちの使命です。 |
品質だっておスミつき
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(*1)2018年現在、スタイリッシュBOXの販売は終了いたしております。また、BOXの終売に伴い、詰め替え用は「トイレシート」へと品名を変更いたしました。 |