2019年06月30日

特集:家族みんなで「お米」を食べよう!

私たち、日本人の主食「お米」

皆さんは、毎日、何合くらい炊きますか?

私の家は、夫婦2人と小さい子供が1人なので、だいたい3~4合くらいです。

でも、大体少しだけ余っちゃう…
冷凍にしていくのもちょっと少ないし、おむすびにしたらちょっと小さくってお腹がすいちゃいそう…

そう、そんなときは、テーブルの下でしっぽを振って待っている小さな家族にあげてみてください。

実はお米には、犬にとっても、必要な栄養素がたくさん詰まっているのです。

 

 


 

ご存知の通り、お米の主成分は「糖質」炭水化物ですね。
犬にとっては本来、糖質は必要のない物、という考えもあります。

そもそも、私たちの食卓の主役であるお米を「犬にあげちゃってもいいんですか?」
皆さん、まずはじめにそんな風に疑問に思うかも知れません。
でも実は、現代の犬たちは、長い長い私たち人間との共生のなかで、肉食に近い雑食という食生活をしてきました。

中でも糖質は、お肉などのたんぱく質や脂質よりも、体内でいち早くエネルギーに変わり、脳や、血液、筋肉を動かす原動力になってくれるとっても働き者の栄養素。

と同時に、お米には、実はたんぱく質も含まれている、というのもポイントです。

お米自体に含まれるたんぱく質は、もちろんお肉やお魚に比べて少ないですが、
そのお肉やお魚などのたんぱく質と“組み合わせて食べる”ことで、良質なたんぱく質へと改善されるとされています。

 

お米の主成分「糖質」は体内の活動を活発化させながらも、自らがたんぱく質として体を作る源となることができる。

これが私たち日本人が愛してきたお米や穀類に秘められた食物のパワーです。

ぜひ、食卓で余ったごはんは、小さな家族にもお裾分けしてあげましょう。

 

 

 

では、あげる際のポイントです。
重要な事は「 犬は肉食に近い雑食 」であるということ。
ですから、穀類や、野菜などの消化は私たちより得意ではありません。
その為、大きいままあげてしまうとそのまま吐いてしまったり、消化吸収ができず
体内でエネルギーに変えることができません。

穀類や野菜は、細かくしてあげたり、やわらかくしてあげることが必要です。

 

加えて、犬の歯は、かみ砕くことはできますが、実は咀嚼(そしゃく)がうまくできない噛み合わせになっています。

犬の歯は、食べ物を口内でコントロールする、いわばお箸くらいの役目にしかならないのです。
ですから、野菜などの繊維質なども切ってから与えるようにしましょう。

あらかじめ細かく切ってある乾燥野菜や、ベジミストも便利に使うことができます。

 

 

 

ということで、今回ご紹介する犬ごはんは、晩ごはんの余りもので作る「鮭ちゃんぞうすい」です。

 [ たんぱく質 6割 : 穀類 2割 : 野菜2割 ]が基本バランスを守って、作っていきましょう。

 

 

一日の給与量について <体重5kgの場合>
: 60~80g 白米: 10~20g  野菜類:20~30g グリーンナッツオイル:小さじ1

 

塩抜きの鮭が無い場合は、同じたんぱく質であれば、馬肉でもとり肉でも代用できますし、グリーンナッツオイルや、酵素のふりかけなどを適量いれるとよりバランスの整った栄養ごはんになります。

基本をおさえて、ぜひ、今夜にでも余りものごはんにチャレンジしてみてください。

 

 

 

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