2019年06月30日

特集:たくぱく質を知ろう!

 

愛犬のごはんには生のお肉やお魚がいい、というのにはワケがあります。

そのひとつは、からだに欠かせない「たんぱく質」、
そして、その中でも優秀な「良質なたんぱく質」が含まれているからです。

今回は愛犬のからだにとって欠かせないな栄養素のひとつ「たんぱく質」の特集です。

どうしてお肉やお魚を食べることがいいのか、食べることでどんな良さがあるのか、
「たんぱく質」の仕組みや、そのはたらきを知って、生肉の良さについて考え、
今から生食にチャレンジしてみましょう。

 

意外と知らない、たんぱく質の基礎知識

丈夫なからだづくりの主役

たんぱく質は、生きていくうえで、そして丈夫なからだを作っていくためにとっても重要な栄養素。
たとえば、筋肉や血液・臓器・皮膚などのからだの大切な組織、
さらには、いのちの維持に欠かせない酵素を作っている主要な成分でもあります。

 

優秀なたんぱく質は「必須アミノ酸」で決まる

たんぱく質を構成しているのは約20種類のアミノ酸。
このアミノ酸、その多くは体内で作り出すことができますが、
体内では作ることのできないものが9種類あり、それらは「必須アミノ酸」といわれています。
必須アミノ酸は体外、つまり食べものから摂る必要があり、
それをバランスよく含むものほど「良質なたんぱく質」といわれています。

 

食べものの中のたんぱく質

植物性と動物性

たんぱく質は、動物性(肉・魚・卵・乳製品)と植物性(豆類・穀類)の2つに分けられます。
必須アミノ酸は動物性たんぱく質に豊富なので、動物性たんぱく質のほうが良質といえます。

 


では、良質なたんぱく質がたっぷりのお肉やお魚だけ食べていればいいかというと、そうではありません。
たとえば、お肉は良質なたんぱく質と同時に脂肪も多く含まれます。
逆に、植物性たんぱく質、たとえば大豆などは低脂肪でカロリーも低いです。
どちらかに偏るのではなく、バランス良く摂ることも大切です。

 

「良質なたんぱく質=生肉」…といえば、馬肉!

 

バランスを考えたうえで、良質なたんぱく質は積極的にとっていきたい。
そこで注目したいのが、良質なたんぱく質を含む代表選手、生肉
なかでも「馬肉」は栄養面・食べやすさ・そして価格などあらゆる面でとっても優秀です。
さっそく、犬の食事にぴったりな、馬肉の魅力をご紹介します。

 

 

本来肉食の犬たちにとって、生肉は最適な食事といえます。
しかし、穀類主体のドッグフードに慣れた子たちは、生肉の消化にからだがついていかないことも。

まずは、熱を通したり、いつものフードに混ぜたりと少しずつ慣れさせてあげましょう。
慣れてきたら、ワンちゃんの好みやお肉の持つ栄養に合わせて、今日は馬肉、明日はラム肉…と、
何種類かのお肉をローテーションして与えてあげることがおすすめです。

 

その他のお肉もおススメ!

ラム肉…体力をつけるにはラム肉がおすすめ。
また、ラム肉のもつ成分「カルチニン」には運動の前後に摂ることでダイエット効果も。

鹿 肉…クセや臭みもなくとっても食べやすいお肉。
本来魚に多く含まれているDHA・EPAといった必須脂肪酸を含む唯一の貴重なお肉でもあります。

とり肉…わたしたち人間も親しみのあるとり肉。
なんといってもヘルシーで、犬も猫も好んで食べる食材。入手もし易いので、普段から手軽に取り入れていただきたいお肉です。

 

 

Q.ドライフードだけではいけないの?

A.良質なたんぱく質や酵素を補うには、残念ながら役不足。
まずは、お肉やお魚を加えるところからはじめてみましょう。

「総合栄養食」と言われているドライフードですが、その主原料は穀物なので、良質な
たんぱく質をとるには十分とはいえません。そして酵素については一切含まれませんので、
酵素不足の解消という面からみても、やはりお肉やお魚を加えてあげたいものです。

 

●ドライフードにトッピング!おすすめレシピ


馬肉ミンチとトマトで、お肉が主役のボロネーゼソース風に。大好物のチーズもふりかけて。
お肉と納豆で、良質なたんぱく質はもちろん酵素もしっかりとれる、ちょっぴり豪華なレシピです。

 

▼ 材料
馬肉赤身パラパラミンチカット
トマト
ひきわり納豆
チーズのふりかけ
ロータスドッグフード
ローズマリー

▼ 作り方
1.ドライフードと解凍した馬肉を器にいれる
2.細かく刻んだトマトとひきわり納豆を混ぜ合わせて盛りつける
3.チーズのふりかけを適量ふりかける
4.ローズマリーを添えて、できあがり
一日の給与量について(体重5kgの場合)
馬肉 : 75g ドッグフード: 50g  トマト : 15g 納豆:10g
チーズのふりかけ:適量 ローズマリー:お好みで

※給与量は運動量や体重の変化に応じて調節してください。

 

 


良質なたんぱく質といえばお肉。今回の特集でご紹介したとおり、中でも馬肉ははじめての生肉として、そして栄養面でも注目され、コストの面でもとっても優秀。ミンチ状なので、解凍するだけで調理の手間もかからない便利なお肉です。

馬肉の赤身に、馬モツ・馬ハツの2種類のホルモンをミックスしました。内臓部分には健康を維持していくための栄養がたっぷり。あらかじめ量を調整していますので、ワンちゃんにとっても食べやすく、気軽に与えていただけます。

馬肉、鹿肉などの低脂肪、高たんぱくなお肉に比べて、エネルギーが豊富で、
まさに「元気の源」になるお肉です。疲れや胃腸の働きをサポートしたり、体を暖める効果もあり、体力強化にバツグンの効果を発揮します。


高たんぱくで低脂肪、滋養強壮にもバツグンの鹿肉は、愛犬の健康で丈夫なからだ作りにもってこいのお肉。脂身が少ないので消化も良く、シニアやおなかの弱い子にもおすすめです。やわらかく、あっさりした味わいで食べやすいお肉です。

犬の好物であるとり肉(ささみ)に、軟骨をペースト状にしたものをたっぷり練 り込んだお肉です。生肉と同様、生骨も犬たちの健康のためには積極的に与えて あげたい部分です。とってもヘルシーなのでダイエット中の子にもぴったり。
馬肉赤身ダイスカット   

食べごたえがたまらないダイスカット。
3kg以上の小型犬や中型犬にちょうど良い大きさ。ミンチカットと違って、肉の食感を噛み締めながら食べられるダイスカットは、犬が野生だった頃の食事にもっとも近い感覚のご飯です。
骨抜き 鮭ちゃん   

鮭は不飽和脂肪酸DHAやEPAを多く含み、ビタミンA、B群や、D、EやビタミンB2などを含む栄養豊富な魚です。
アレルギー肌・乾燥肌を保護し、被毛の栄養補給に効果的に働く、天然の健康食です。
骨抜き おさかなミックス 

生魚のにおいはもちろんありますが、ダイスカットなので朝の忙しいときにも、手を生臭くせずに、パパッとごはんの支度ができるのがうれしいお魚ダイスカットシリーズ。
骨抜き タラちゃん 

なんと100gあたり、約77カロリーは、今当店で扱っている食材の中でも、一番のヘルシー食材です。
高タンパクでアミノ酸含有量も豊富。獣肉と比べてもその栄養価の高さはほとんど変わりませんので、主食としてあげてください。

 

こちらの食材もおすすめ

レバーの栄養価の高さは有名ですが、鮮度が命のレバーを普段から与えるのはなかなか難しいものですよね。1本当たりレバーの割合が85%のこのソーセージな ら、そのお悩みも解消。おやつに、ごはんに、お気軽にどうぞ。

たんぱく質豊富な豆類。生肉やお魚といった動物性たんぱく質と一緒に、植物性 たんぱく質もバランス良く摂りましょう。さらに納豆は発酵食品のため酵素もた っぷり。毎日のごはんにちょこっと添えてみてはいかがでしょうか。

ワンちゃんの大好物のチーズがふりかけになりました。ごはんにふりかければ、 チーズの良い香りが広がって、食欲をそそります。ごほうびに、ちょっと食欲が 落ちているかな?という時に。味付けのちょっとしたアクセントにもどうぞ。

オーブンでじっくりと焼き上げて作られており、一般的なドライフードにありが ちなベタつきや、特有の匂いがありません。香ばしさは食欲をそそり、素材の旨 味や栄養分も逃さず摂ることができます。フレーバーはチキンとラムの2種類。