わんこのコミュニケーションのひとつとして、
お尻の臭いをかぐというのは一般的かと思います。
お尻にはマーキングに使われるにおいの強い分泌液を貯めておく「肛門腺」があり、
肛門腺の分泌液はその子その子でにおいが全く違うので、
初対面の犬同士の自己紹介ツールのようなものなのです。
この分泌液は、基本的にうんちをするときに一緒に排出されることが多いのですが、
小型犬のわんこなどはうんちの時に出しきれず、溜まりやすい子も多いですよね~。
肛門腺が溜まっている合図としては、
しきりにお尻を気にしたり、舐めたり、しっぽを追っかけぐるぐるしたり…
お尻を床にこすりつけて歩いたりと様々です。
また、肛門腺は興奮や驚いた時に出てしまう事などもあります!
(私の愛犬も溜まりやすいタイプの子で、頻繁に「お尻だけ歩き」を披露しておりますが、
以前、工事の人が来たときに、あまりの驚きだったのか周囲に分泌液をまき散らし、
それはまあ一時惨劇と化しました…)
それはさておき、肛門腺の分泌液が溜まってしまうとどうなってしまうのでしょうか?
それはまた今後お話させていただきます~^^
スタッフ: 林