2019年11月02日

犬にあって人にないもの…

日常でこういうシーンに遭遇したことはございますでしょうか?

近くでお腹を広げて爆睡している犬、
よく見ると・・・あれ?白目向いてる??いや、何か膜のようなものがある??
なんだこれ???と、不思議に思うシーン。

一見、これは正常?と不安になるかもしれませんが、
犬の目には、上下のまぶたの他に、『瞬膜(しゅんまく)』という特殊な膜があるのです!

瞬膜は、『第三のまぶた』とも呼ばれていて、
通常は「目頭のところになんか白いのがあるな…」程度にしか見えない膜ですが、
寝ぼけている時や寝起きの時などに瞬膜の動きがおかしくなる時がある為、
はじめてみる場合は、少し驚いてしまう方も多いかもしれません^^;

瞬膜の働きとしては、

1.眼球や角膜を異物から保護する
2.角膜が乾燥しないように、涙をいきわたらせる
3.目の中に入ったごみを目じりのほうに集める

などの働きがあり、犬にはあって人にはないものです!
(ドライアイが気になり始めるこの時期、瞬膜はとっても羨ましい限りですね・・・)

そんな瞬膜ですが、目を開けているときに常に簡単に見つけられる場合や、
赤く腫れているように見える場合は、病気の可能性もあります…!

うちのこの目はどうだったかな?と一度気にしてみてはいかがでしょうか^^?

以上、「犬にあって人にないもの」シリーズ!でした!!

スタッフ:林