からだの中からの効果はスゴイ!
「犬は喜び 庭かけまわり…♪」
童謡「雪」の有名なフレーズですね。
冬が来て、雪が積もると大喜びするのは、犬や子供たち。
大喜びで雪の中を走り回っている姿が目に浮かびます。
昔から歌われてきたように、「犬は寒さに強い」というイメージがありました。
猫はもちろん、「こたつで丸くなる♪」ですから、寒さが苦手なのはご承知の通りですが、
現代の犬たちは、外飼いが当たり前だった一昔前とは違い、寒さへの抵抗力が低下して”寒がり” の傾向が強まってきているようです。
だんだんと寒くなってくると、うちの犬たちも寒そうにプルプル震えてくるので、 ブランケットやドーム型のベッドを用意してあげます。
暖房をつけた温かい室内で、ふわふわのブランケットにくるまったら、あっという間に気持ち良さそうな寝息が聞こえてきます。
大好きなお散歩だって、パーカー、セーターにコート…
今は犬用の洋服もありますし、 寒い冬の外でもへっちゃら。
現代の犬たちは、幸せものですね。
そんな風に温かく、快適に冬を過ごすことに慣れてきたので、 寒さが苦手になってくるのは当然のことかもしれません。
もちろんふかふかのベッドや温かいブランケットは、安心して眠るためにも欠かせないアイテムですし、
洋服など外から温まるのも気持ち良くて幸せなこと。
でも、食べることがなにより大好きな犬たちですから、 美味しいごはんで、からだの中から温まるのも同じくらい幸せなはずです。
そこで今回は、冬にぴったりなおすすめ食材を使って 、 寒がりな愛犬をからだの芯から温める「冬のぽかぽか食材&レシピ」をご紹介していきます。
からだを温めてくれる食材を選ぼう
からだを温める食材を選ぶ時に参考になるポイントは、大きく次の2つです。
1.食材の育つ環境
2.食材の色
一般的に、寒い環境では、からだの熱を温めるもの。
暖かい環境では、からだの熱を冷やすもの(=クールダウンさせるもの)が育ちます。
そして赤やオレンジ、茶色など暖色系がからだを温めるもの。
白や緑など寒色系が、からだを冷やすものといわれています。
野菜やくだものなら、地面の上で育つのか、地面の中で育つのかもポイントです。
地上で育つ葉物類はからだを冷やし、地中で育つ根菜類は温めます。
にんじんやごぼう、さつまいもなど秋冬が旬の野菜は、まさにからだを温める食材にぴったりですね。
お肉なら、L-カルニチン豊富なラム肉がからだを温める食材の代表格。
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、新陳代謝をUPさせて冷えを防ぐ働きをします。
お魚なら、寒い地域が産地の鮭やタラに、サバやイワシ、赤身のマグロもからだを温める食材に分類されます。
(確かに、鮭やジンギスカンといえば、北海道ですね。)
その他、納豆やチーズなどの発酵食品もからだを温める食材です。
逆にからだを冷ます食材としては、夏野菜や南国のフルーツ、豚肉などがあげられます。
トマトは真っ赤な色味ですが、南米原産の夏野菜なのでからだを冷やす食材であったり、
もちろん、素材それぞれに異なる部分もあります。
あくまで目安としてのポイントとなりますが、季節にあった食材を取り入れることは、
美味しさを楽しめるだけでなく、自然とからだに適した食事につながっていくのです。
からだを芯から温めるレシピ
こうして調べてみると、当店で扱っている食材の中にも、からだを温めてくれる食べ物が沢山ありました。
ここでは、それらの食材を使った、冬にぴったりな2つのレシピをご紹介します。
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※給与量は運動量や体重の変化に応じて調節してください。
寒さがからだに堪え始めるこの季節、特に寒さに弱い愛犬には、
からだを温める効果のある食材を取り入れて、寒さに負けないからだを作っていきましょう。