2018年11月17日

暗い場所でも物を見ることが出来るのは…

こんな経験をされたことはありますか??

暗闇から気配を感じ…振り返ってみると…そこには緑色に輝く2つの光が。。。

え???……なんだ、愛犬じゃん!!という経験。

(当店スタッフ犬黒ラブのユバは夜に出会うと暗闇に紛れ、目だけを光らせているのでかなりびっくりすることがあります…)

また、ふと愛犬の写真を撮った時、フラッシュを焚いてしまい、
目をキランと光らせ、なんだかすごい力を持ってそうな犬の写真が撮れてしまったこと。。。などなど!

これらすべて、なぜ起こるかというと、
目の構造の中の【タペタム】という反射層に光が反射しているからなのです!

タペタムとは…「網膜」と「脈絡膜」の間にある反射層で、
犬や猫など夜行性の動物が持ち、人にはない組織です!!

夜行性の動物は、暗闇の中でも月明かりなどのわずかな光を、
このタペタムに鏡のように反射させることで、
小さな光をより増幅させ、眼球の中を明るくし、暗い場所でも物を見ることが出来るのです!!!

それも、人間の約5倍も見えているそうです!(へぇー!)

タペタムには緑色の色素があるので、そこに光が当たると目が緑に反射し、
タペタムには当たらず、その後ろの脈絡膜という血管が多くある部分に光があたると
血管の色が透けて赤く見えるんだそうです!!!!!

(…決してすごい力を持っているというわけではなかったようですね。。)

しかし、わずかな光でも感じ取れるということは、暗い場所でのフラッシュの光などは、
犬たちにとって強すぎる光なのかもしれません。

目が光って見えたときは、「あ!タペタムだ!!」と是非とも思い出してみてくださいね♪

スタッフ:林