2018年07月28日

ねことフィラリア

異例の暑さが続いている現在の日本。

夏の天敵である「蚊」は、約35℃以上になると活動をやめ、
それ以上になると死んでしまうんだそうです。
(確かに今年の夏はあまり遭遇しないかも??)

さてさて、以前のブログで【フィラリアについて】お話いたしましたが、

別名【イヌ糸状虫症】という名前なのに、
感染のリスクはイヌだけではないのです!

そう、フィラリアは猫にも寄生する可能性があります!
(…さらにはまれに人にだって寄生するんだそうです、こわ…)

猫のフィラリアは、感染経路的には犬と同じで、
フィラリアの幼虫を保有している蚊が、猫の血を吸血することで感染します。

ですが、猫の場合、犬に比べて感染しても寄生数が比較的少なく、
症状もほとんど見られないことがあるので、
重い症状になるケースはまれですが、そのぶん発見がむずかしい病気です。

症状的には、喘息のような咳をしたり、ごはんとは関係ない嘔吐や、
呼吸が苦しそう、ごはん食べない、体重が減ってきた…など、さまざま。

怖いところは、症状が現れたときにはすでに体が危険な状態だったり、、

肺動脈で死滅したフィラリアに対して、急激なアレルギー反応が出ることも。
また、その死滅した虫が肺動脈で詰まって突然死…ということも起こりうるこわーい病気です。

犬はフィラリア予防が一般的になってきている昨今ですが…、
外にお出掛けする猫はもちろんのこと、お部屋の中で暮らす猫だって、
日々蚊のお食事タイム(吸血)の標的になっているかと思います。

犬だけでなく、猫にもフィラリア予防がとっても大切ということ、
是非知っていていただけたら幸いです^^

スタッフ:林